中古住宅を購入する人、売却する人はいつホームインスペクションをするのがベストなのでしょうか?
今回はベストなタイミングとその理由を詳しく見ていきます。
中古住宅購入者は、不動産売買契約前にホームインスペクションを!
中古住宅を購入する人が ホームインスペクションを実施するのにおすすめするタイミングは、不動産売買契約前 です。
不動産売買契約前にホームインスペクションをする理由
不動産の売買契約というのは、一度してしまうと簡単に契約解除できるものではありません。そのため購入判断は慎重に行わなくてはなりません。不動産売買契約前に ホームインスペクション(建物状況調査)を推奨する理由は、購入の判断を間違えないためです。
中古住宅では「構造は大丈夫なの?」「設備に不具合はある?」「それよりもなにか重大な欠陥があるのでは?!」など、購入物件に対する不安があります。
その不安を解消するために ホームインスペクションを利用します。
⇒ホームインスペクションについて詳しく知りたい方はこちらから
ホームインスペクションとは - 富山県内対応|住まいるオスカーのホームインスペクションガイド (inspection-guide.com)
つまり、
住宅のことをよく知っている公平な立場である『既存住宅状況調査技術者』に ホームインスペクション を依頼し、その結果をみて物件を購入するか 決めればいいわけです。
購入したい物件に何か不具合が見つかった場合、見つかった不具合箇所をしっかりと修繕、リフォームすれば安心して住んでいただけます。
実際に、私たちが ホームインスペクション を行った物件の中には、近い将来 多額の修繕費用がかかると予想できる物件があります。
そのような物件は、購入して数年後にリフォーム費用がかかることがわかっているので、修繕費用を含めた資金計画を立てることが重要です。
不動産売買契約前に ホームインスペクション をして不具合状況や修繕費用を把握することは、中古物件を安心して購入する決め手になります。
また、「すでに 不動産売買契約をしてしまった!」 という人も、できるだけ早めに ホームインスペクション を実施しておくのをおすすめします。
中古住宅を売却したい人は、建物を売る前にホームインスペクションを!
中古住宅を売却する人がホームインスペクションをするのにベストなタイミングは、売却しようと決めてから 購入者が決まる前 です。
建物を売る前にホームインスペクションをする理由
建物を売り出す前にホームインスペクションを実施すると、建物の今の状態をしっかり把握することができるため、売却するときに自信を持って売り出すことができます。
また、引き渡し前にホームインスペクションを実施すると、引き渡し時の状況を書面や写真で残すことができます。万が一、購入者様とトラブルになった場合に、第三者による状況を記した書面や写真が残っていることでトラブルを回避できることもあります。
マイホームの定期検査としてホームインスペクションを活用!
私たちは定期的に健康診断をしますし、車は車検があります。
同様に 今お住まいの住宅も、定期的に住宅診断をするのが望ましいです。
天井にひび割れがないか、窓まわりに雨染みが発生していないか、蟻道ができていないかなど、家を購入してから2年に1回などというふうに、計画的、定期的にホームインスペクションを実施し、住宅の点検を行うことが大切です。
建物の定期検査としてホームインスペクションをする理由
ホームインスペクションでは 居住者が気づかなかった雨漏りなど、見えない劣化事象が発見されることがあります。それに気づかないまま何年も放置していると、その不具合(劣化事象)が拡大してしまい、知らず知らずのうちに重大な被害をもたらしてしまうことがあります。
なぜ住宅の定期点検が必要かというと、重大な被害になる前に不具合(劣化事象)を発見できるからです。
不具合(劣化事象)が見つかった場合は、その対処時期や方法・リフォーム方法を含めて相談することができるため、家をよりよい状態で維持管理することができます。
まとめ
中古住宅購入する人が ホームインスペクションをするタイミングは、不動産売買契約前です。
住宅を売却する人は、一度 ホームインスペクションをして状況を把握するのが望ましいですし、住宅売却の予定がなくても、今お住まいのご自宅の定期検査としてホームインスペクションをしておくとより安心です。
最後に
中古住宅の売買をご検討中の方は、申込後、契約前にホームインスペクションをしておきましょう。
住まいるオスカーでは、中古住宅売買時のサービスとして多くのメニューを用意しております。補助金のご相談も承ります。
ご利用希望の方は、下記フォームよりお問合せください。
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