富山県黒部市の中古住宅購入優遇制度、リフォーム工事を行った場合の補助/助成制度を一覧にしております。
(地震時に避難の妨げになる危険ブロック塀や老朽化した空き家の除却にも助成制度についても掲載)
本ページの情報は、2025年6月18日に更新
黒部市
※本記事は黒部市公式ホームページより一部抜粋しています。
住宅取得支援補助金
定住施策の一施策として、平成23年度から転入者の住宅取得者で新たに住宅を取得する方に対して、住宅の取得費用の一部が助成されます。
【 対象者 】
補助金の種類 |
対象者 |
居住誘導区域住宅取得支援補助金 |
市が指定する居住誘導区域内で新たに住宅を取得する転入者(※1)及び転居者(※2) |
若年世帯住宅取得支補助金 |
黒部市内で新たに住宅を取得する若年世帯(※3) |
子育て世帯住宅取得支援補助金 |
黒部市内で新たに住宅を取得する子育て世帯(※4) |
まちなか・地鉄沿線区域住宅取得支援補助金 | まちなか・地鉄沿線区域内で新たに住宅を取得する転入者(※1) |
県外転入者住宅取得支援補助金 |
黒部市内で新たに住宅を取得する県外転入者 |
既存宅地活用支援補助金 |
既存宅地で住宅を新築または建替を行う従前の所有者及び新たな所有者(※5) |
詳細は黒部市HPへ>>> |
※1 転 入 者 :取得する住宅に入居する日の前1年間において、市内に住民票を有していない方
ただし、県外から転入した方については、転入日から取得した住宅に入居するまでの期間が3年を経過
していないこと
※2 転 居 者 :住宅取得のために、交付申請日の1年前から実績報告までの期間に居住誘導区域内で300万円以上の費用
を要して、土地を取得した市内転居者
※3 若 年 世 帯:申請者または夫婦(事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含む)のいずれか一方が、交付申請時点で
40歳未満の世帯
※4 子育て世帯:交付申請時点で小学生以下の子どもがいる世帯
※5 既 存 宅 地 :交付申請以前に建物があり、既に公共下水道等が整備されている状態の土地で、下水道の使用実績のある
宅地等のこと。合併処理浄化槽を既に利用又は設置する予定の宅地等も含む。
下記の要件をすべて満たす方が対象となります。
●住宅の取得に対する費用の支出がある(移転補償費以外の費用による支出である)
●3親等以内の親族からの購入や相続・贈与等による取得ではない(既存宅地活用補助の場合は可)
●取得する住宅に3年以上居住する意思がある
●取得する住宅に入居する世帯全員が、過去に当該補助金を受け取っていない
●取得する住宅に入居する世帯全員が、市税等の滞納がない
●申請者の所得する住宅の所有権が1/2以上ある
●併用住宅の場合、居住用部分が1/2以上ある
【 補助額 】
補助金の種別 | 補助額 | |
居住誘導区域内住宅取得支援補助金 | 転入者 | 50万円 |
転居者 | 30万円 | |
若年世帯住宅取得支援補助金 | 転入者・転居者 | 20万円 |
子育て世帯住宅取得支援補助金 | 転入者・転居者 | 10万円 |
まちなか・地鉄沿線区域住宅取得支援補助金 | 転入者 | 10万円 |
県外転入者住宅取得支援補助金 | 転入者 | 30万円 |
既存宅地活用支援補助金 | 従前の所有者による新築・建替 | 20万円 |
新たな所有者による新築・建替 | 50万円 |
◆転入者については、複数の種別が該当する場合、該当する補助額を合算したものが補助金額となります。
◆転居者については、上記(※2)に該当する場合、30万円が補助対象となります。
かつ、若年・子育て世帯に該当する場合、該当となる補助額を加算します。
三世代同居・近居リフォーム補助金
中学生以下のお子さんがいる家族の三世代同居・近居を促進するためのリフォーム工事費についての補助金です。
要件・対象住宅 |
三世代同居 リフォーム補助金の申請日において中学生以下の子、その父母及び祖父母を基本とする三世代以上の直系親族が市内に住所を有し同居すること。
三世代近居 リフォーム補助金の申請日において中学生以下の子、その父母及び祖父母を基本とする三世代以上の直系親族が直線距離で500m以内にある市内の住宅に住所を有し居住すること。
※中学生以下の子には、出生後に同居する予定の子どもを含みます。 |
補助額 |
令和7年4月1日以降に転居し、初めて三世代同居または近居を始める場合は50万円 令和6年4月1日から令和7年3月31日までにすでに三世代同居または近居をしている場合は20万円 |
URL |
住宅耐震改修支援
木造住宅の耐震改修を行う場合に、その経費の一部が補助されます。
対象住宅 |
以下の条件を満たすもの
・木造の一戸建で、階数が2以下のもの。 ・建物の過半が昭和56年5月31日以前に着工して建てられたもの。 ・在来軸組工法によるもの。
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対象となる耐震改修工事 |
建築士が行う耐震診断で、総合判定のIw値が1.0未満(耐震改修が必要)と判断された建物について、以下のいずれかに該当する計画策定及び工事内容であること
① 建物全体(1階+2階)をIw値1.0以上とする改修 ② 1階の主要居室(寝室・居間等)をIw値1.5以上とする改修 ③ 1階(全体)をIw値1.0以上とする改修 ④ 建物全体をIw値0.7以上とする簡易改修(段階的改修)
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補助額 |
計画策定(設計監理費を含む) |
対象経費の2/3(上限 20万円) |
耐震改修工事 |
対象経費の4/5(上限120万円) |
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詳細は黒部市HPへ>>> | 住宅耐震改修支援(木造住宅耐震改修及び危険ブロック塀等除却補助)|黒部市 |
危険ブロック塀等の除却補助
対象となる危険ブロック塀等 |
避難路(住宅から避難場所を通じる道路)に面するもので条件を満たすもの
※条件は黒部市HPへ>>>住宅耐震改修支援(木造住宅耐震改修及び危険ブロック塀等除却補助)|黒部市 |
対象となる工事 |
危険ブロック塀等について、以下に該当する工事内容であること
ア 避難路に面した危険ブロック塀等の除却 イ アのブロック塀等の除却後に行う塀または門柱の設置 |
補助額 |
対象経費の2/3 除却のみの場合、対象経費の3分の2(上限10万円) 除却及び塀等を設置する場合、対象経費の3分の2(上限15万円) |
詳細は黒部市HPへ>>> | 住宅耐震改修支援(木造住宅耐震改修及び危険ブロック塀等除却補助)|黒部市 |
登録空家リフォーム等補助金
黒部市では、空き家・空き地情報バンクの登録・利用で補助金を受けることができます。
【リフォーム補助金】
対象要件 |
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補助額 |
対象となるリフォーム工事にかかる費用の1/2 上限 50 万円( ただし、居住誘導区域で購入者が行う場合は上限 100 万円) |
詳細は黒部市HPへ>>> |
https://www.city.kurobe.toyama.jp/category/page.aspx?servno=6122 |
【家財道具等 処分費補助金】
登録空き家の所有者または入居者(売買契約日または賃貸契約日から1年以内に申請)
補助額:対象となる経費の1/2(上限10万円)
老朽危険空家解体補助金
各種補助金をご利用の際は、変更や期限等、予算達成のため受付終了となっている場合がございますので、各行政庁のHPもしくは窓口にて最新情報をご確認ください。
また、詳細な条件等がございますので、ご契約前、着工前に行政の窓口にて事前にご相談ください。
最後に
住まいるオスカーでは、中古住宅売買時のサービスとして多くのメニューを用意しております。補助金のご相談も承ります。
ご利用希望の方は、メールにてお問合せください。
この記事を書いた人

加賀谷 貴志(かがたに たかし)
【資格一覧】
- 二級建築士
- JSHI公認ホームインスペクター
- 既存住宅現況検査技術者
- 耐震技術認定者
富山県を中心に住宅診断士(インスペクター)として活動しております。インスペクションの制度が世の中に広まるよう情報発信を行います。
【活動実績報告】
https://www.inspection-guide.com/
https://twitter.com/inspe_guide
https://www.facebook.com/inspection.guide/
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