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ホームインスペクション(住宅診断)で見つかった不具合事例

一見見た目はキレイな中古住宅もよくよく調べてみると不具合が発見されるケースもあります。

今回の記事では、実際に購入前に発見した実例を見ていきましょう。

 

 

床下で蟻道(白蟻)・土台の食害が発見

 

キッチンなどの床下点検口や和室の畳下などから、床下を調査してみると、シロアリの痕跡が発見されました。基礎コンクリート伝いに「蟻道」と呼ばれる白蟻の通路です。「蟻道」は地中から地表へ移動するためにシロアリが形成する通路です。

 

1枚目の写真は、すでに土台と呼ばれる家の構造材が食害に合っており、早期に改善が必要な例です。薬剤散布による駆除及び食害が発生した箇所の構造材の補強が必要です。

 

給水・給湯配管が老朽化

 

こちらは、キッチンの床下の状況です。給水配管に錆が発生しており、劣化が進行しております。給湯配管はすでに部分的に交換はされておりますが、土台より上部の部分にはまだ古い鉄管が残っております。現状、水漏れ等の不具合は発生しておりますが、いずれは赤水・漏水などが発生する可能性があります。

 

住宅診断では将来的に発生する不具合の報告、必要なリフォームアドバイスなどを受けることができます。

ホームインスペクション(住宅診断)の内容はこちらをご覧ください。

 

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最後に

住まいるオスカーでは、中古住宅売買時のサービスとして多くのメニューを用意しております。補助金のご相談も承ります。

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この記事を書いた人

加賀谷 貴志(かがたに たかし)

 

【資格一覧】 

  • 二級建築士
  • JSHI公認ホームインスペクター
  • 既存住宅現況検査技術者
  • 耐震技術認定者

富山県を中心に住宅診断士(インスペクター)として活動しております。インスペクションの制度が世の中に広まるよう情報発信を行います。

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