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中古住宅リフォーム・リノベーション事例から学ぶプランニング

近年人気の中古住宅購入+リフォーム・リノベーションは富山県でも増加傾向にあります。

 

そこで、これから中古住宅を購入する方向けに、実際に住まいるオスカーが手掛けたリフォーム事例を紹介します。

毎日の家事をラクにする間取り①

毎日の家事をラクにすることを優先してプラン二ングした間取りを2つご紹介します。

家事がラクになるには、動きが少なくて、家族の誰でも家事協力しやすい動線が理想だと言われています。

 

 

こちらの間取りを見てみると、キッチンからダイ二ング、キッチンからパントリー(食品収納)、キッチンから洗面脱衣室までの距離をできるだけ短く配置できています。

 

  • キッチンから パントリー(食品収納)まで   約3歩
  • キッチンから ダイニングテーブルまで     約5歩
  • キッチンから 洗濯機まで           約5歩
  • 洗濯機から 物干しスペースまで        約5歩

 

キッチンを中心としたLDKにすると、家族が家事に参加しやすいので、家事ラクでストレスフリーの生活を送れます。

 

さらに、こちらの間取りは、キッチンに立つと リビングが見渡せるので、子育て中のママにもおススメです。

 

実際の写真はこちらです。

 

↑リビングからの眺め

 

 

↓左の写真はリノベーション前。同じアングルで比較したものです。

↓キッチンからパントリーはこんな感じ

 

実際は、既存の間取りからの変更となるので、水廻りの位置は大幅に変えることはできないかもしれません。

でも、少しだけプラン二ングの工夫をすると家事をラクにする間取りになります。

毎日の家事をラクにする間取り②

 

次に、家事の中でも洗濯動線を考えた間取りを見てみましょう。 

 

洗う場所、干す場所、片づける場所を考えると、洗ってから干す家事動線を効率的にするために洗濯スペースの近くに洗濯物を干すと作業がスムーズになります。

 

さらに、洗濯物を干す場所の近くにアイロン掛けができる場所や片づける場所があると一連の流れ作業がスムーズになります。

 

洗濯機の奥に物干しスペースがあり、その奥にカウンターを設置してアイロン掛けなどをすることができます。  

 

そのアイロンカウンターの下と右側にステンパイプを設置してあるので、すぐに収納ができます。

使う場所で収納するのは効率アップのポイントです。 

ただ、この部屋は浴室もあり、洗濯物を干すと常に湿気が多い場所になるので、全ての衣類を収納するのではなく、下着や部屋着など、よく使う衣類だけを収納するのが良いかもしれません。

 

 

ハンモックのあるリラックス空間

 

遊び心あふれるハンモックの施工事例です。

 

 

この物件は中古住宅を購入して改装された物件ではありませんが、今住んでおられた住宅を骨組だけにして、リフォーム・リノベーションで間取り変更した物件です。もともとツーバイフォー工法の建物で、建物のパネルだけの状態にして、大胆な間取り変更をしました。 

 

 

長引くコロナ禍で自宅で過ごす時間が増えている時こそ、おうち時間を家族で楽しむ目的でリフォーム・リノベーションをされるのもいいかもしれません。

 

 

 

 

この物件はツーバイフォー協会HPにも掲載されております。

https://www.2x4assoc.or.jp/

 

 

 

コロナ禍や大雨が続いたときでも、ご家族でおうち時間を楽しめたらいいですね。

 

最後に 

住まいるオスカーでは、中古住宅売買時のサービスとして多くのメニューを用意しております。補助金のご相談も承ります。

ご利用希望の方は、メールにてお問合せください。

 

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この記事を書いた人

hitomi ishikawa

 

【資格一覧】 

  • 二級建築士
  • 既存住宅現況検査技術者