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庭の維持管理からみる中古物件

 

中古物件を探す時に 建物に目が行きがちですが、外構や庭によっても生活が大きく変わります。

 

面倒だからできるだけ簡単に庭を維持したいと思う人もいれば、庭の手入れを楽しみたいと思う人もいます。

 

 

物件を購入するとついてくる庭ですが、いろいろな庭の維持管理をする上でのメリットとデメリットを少しでも知ってから購入すると購入後の後悔が減ります。

 

購入前の判断基準の一つとして、庭の維持管理についての メリットデメリットをご紹介します。 

 

 

庭のメリットとデメリット

庭のデザインは多種多様で、庭を構成しているものにはいろいろなものがあります。

 

特に気になる7つをみてみます。

 

 


❶雑草

雑草が生えるメリットはほとんどありませんが、水はけがよくなる、土に栄養を与えるなど言われています。

 

除草剤を使わずに自然の状態を楽しむナチュラルガーデンなどもありますが、本当に庭を放置しておくと雑草が繁殖して大変なことになってしまいます。多かれ少なかれ雑草のお手入れをしないといけません。

 

 

 

デメリットは、虫が集まる、土の中の栄養を奪ってしまい 大事な花木が枯れてしまうこともあります。雑草は成長が早いので、大事な草花より速く成長しますし、雑草の方が大きくなり 草花への日光を遮ってしまうこともあります。

 

 

そもそも、雑草というのは土があるところに生えてきます。住宅の周りで土のままになっている場所や、土が見える庭は、春から夏にかけて雑草が生えてきて草むしりが大変になります。

定期的に除草をしたり、除草剤を撒いたりして維持管理を行います。

 

ですが、小さい子供を庭で遊ばせたい、飼い犬を庭で遊ばせたい場合だと、除草剤は使わない方が良いです。定期的に草むしりをするしかありません。

 

 

 

 

❷庭木

庭木があるメリットは、庭に奥行がでる、季節を楽しめる、夏は木陰ができ日差しを和らげる などがあります。

また、SDGs(持続可能な開発目標)にある『陸の豊ゆたかさも守ろう』につながるかもしれません。

 

 

 

一方デメリットは、剪定が大変、落葉の処理が大変、虫などの生き物が寄ってくる などがあります。

中でも一番大変といわれているのが庭木の剪定です。

 

 

庭木を美しく保つために年に1回の剪定が必要です。

プロにお願いして 日本庭園のように美しく仕上げるのも一つですが、それだと毎年の維持費がかかります。

 

最近では動画サイトなどで調べてDIYで剪定する人も増えています。プロではないので、成長しても葉がうまくつかなくて 不格好になることもあるようです。

 

 

 

 

❸落ち葉

樹木には、落葉樹常緑樹があります。

 

 

 

落葉樹は、秋になると紅葉して冬に葉が落ち、春になると新芽をつけます。

花がきれいな木が多いのが落葉樹で、自宅にいながら四季を感じることができます。花のあと、実がつくと鳥が来ることもあります。

 

ですが、秋から冬にかけて 紅葉した葉が風に吹かれて散乱するのを掃除するのが大変です。落葉が落ちて近隣迷惑になることもあります。

 

 

常緑樹は、一年中緑の葉をつけている木をいいます。

一年中同じように見えますが、ずっと同じ葉がついているわけではありません。新しい葉が出てくると古い葉が枯れ落ちて入れ替わるので、一年中 少しずつ葉が落ちます。

 

 

 

購入する中古住宅にはどのような樹木があるかわかりませんが、落葉樹が多かったり、落葉樹が隣地や道路に迫っている場合は秋から冬にかけて維持管理が大変になると思います。

 

 

 

剪定や落ち葉の維持管理ができない場合は、物件購入時に木を切って処分するというのも一つの選択肢です。

樹木の大きさ、本数などにより費用が変わりますので一度見積りを依頼してみて下さい。

 

 

 

 

❹芝生

 

芝生があるお庭は素敵ですね。天然芝生のメリットは質感や見た目の良さ、土やコンクリートに比べると水がたまりにくいことと、夏はコンクリートに比べて照り返しがなく 涼しく感じることです。

 

 

 

天然芝生のデメリットは、想像以上に維持管理が大変なこと、冬になると芝が茶色くなる、雑草が生えてくるなどがあります。天然の芝生をキレイな状態で維持し続けるのは大変です。

 

天然芝は春から夏にかけて水やりをしないと枯れてしまいます。芝が長く伸びてきたら芝刈りをして、定期的に肥料をやります。経年で根が固くなってきたら、エアレーションといって根の間に空気を入れることをするとより良い状態を保つことができます。こんなふうに 手間と時間がかかります。

 

 

 

 

❺木製のウッドデッキやウッドフェンス

 

ウッドデッキやウッドフェンス等の屋外にある木のメリットは、温かい質感でナチュラルで雰囲気がいいこと、硬くて頑丈な木材を使っていた場合 メンテナンスをしていれば長持ちすることです。木なので加工しやすく修理しやすいこともあります。

 

 

デメリットは、維持管理が大変なことです。

天然素材のウッドデッキやウッドフェンスは、日光や雨にさらされているため、室内にある木製品とは違って劣化が進みます。

日当たりが悪く 湿度が高い状態になっていると木は腐食し、さらにはシロアリが発生することもあります。 

 

それを防ぐのに1~2年に1度、保護塗料を塗り直すメンテナンスが大切です。

 

 

 

ウッドデッキやウッドフェンスに使う木でも自然の木ではなく、樹脂製やアルミ製のものもあります。

木製よりも維持管理がラクで耐久性があります。設置する費用は高いですが、傷がつくと目立つこともありますが、塗装など何もお手入れをしなくて済むので、木製より好まれています。

 

 

 

❻広い

広大な土地 や 広い庭があるといいですね。

 

広い庭のメリットは、

 

・庭で家庭菜園ができる

・ガーデニングができる

・子供が遊べる

・スポーツができる

・バーベキューができる

・ペットを放して遊ばせることができる

 

などがあります。

また、外部物置やゆとりのある駐車スペースをつくることもできます。

 

 

 

デメリットとしては、

 

・庭が広いと外構リフォーム時に材料費が多くなり、費用がかかる

・草むしりが大変

・ゴミや枯葉などの掃除が大変

・庭が広い分、虫が多い

・高い塀で囲むと防犯上あまりよくない

・面積が広いので肥料や除草剤の費用が多い

・敷地面積が広いので、固定資産税も高くなる

・空き巣に狙われやすい

 

などがあります。

 

 

 

❼玄関アプローチ

 

家の門から玄関までのスペースのことを玄関アプローチといいます。

 

玄関アプローチが長いメリットは、家が格好良くなることです。

 

デメリットは、これは雪が降る地域限定ですが、除雪が大変なことです。距離が長いほど除雪する面積が増えます。大雪が降ると家から出られないこともあります。

 

 

 


 

以上7つの項目でメリット・デメリットを比較しました。

 

実際に物件を購入するにあたり、駐車スペースを確保することができるかどうかがポイントになります。

中古住宅のよくある外構リフォーム工事

 

中古住宅の築年数や地域にもよりますが、築30年以上の古い中古物件では駐車スペースが1台しかないことが多いです。今のライフスタイルでは一人につき1台の車を所有する、2人夫婦なら 2台 プラス 予備1台 をみて、計3台以上 の駐車スペースがほしいところです。

 

 

こういう時には、庭を削って駐車スペースにします。庭を土間コンクリートにして駐車スペースにする工事費用は、1㎡あたり1万円程です。

 

 

建物が建っていて庭スペースが無い場合は、建物を減築して駐車スペースにすることもあります。

敷地が平坦だったらこれで問題ありませんが、高低差があると、地面を掘り平坦にしてから駐車スペースをつくります。

またフェンスやブロック塀を壊す場合、樹木を切る場合など、同じ条件ではないので、外構リフォーム工事で10万円~100万円くらいの追加金額が発生することもあります。

 

状況により異なるため、一度見積りを依頼してみて下さい。

 

 

まとめ

中古住宅購入時には建物はもちろん、敷地内にある庭を見定めることも大切です。それぞれのメリットとデメリットを知ってよくご検討してください。

 

最後に 

 

住まいるオスカーでは、ホームインスペクションの他、中古住宅売買時のサービスとして多くのメニューを用意しております。補助金のご相談も承ります。

 

ご利用希望の方は、①フリーダイヤル、②お問合せフォーム、③LINEでお気軽にお問合せください。

 

ご依頼以外のご質問等でもホームインスペクターがお答えできる範囲でお答えさせていただきますので、お気軽にお問合せください!

  

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この記事を書いた人

hitomi ishikawa

 

【資格一覧】 

  • 二級建築士
  • 既存住宅現況検査技術者