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ハウスメーカー社員が教える『持ち家に住んでから掛かる修理費(ランニングコスト)』築10年編

突然ですが新築住宅や中古住宅の購入を検討する際

表示される住宅価格だけに目を向けがちではありませんか?

高まる中古物件の需要

 昨今では既存住宅をリノベーション・販売する事業も増えており中古物件の需要も高まっております。

また、新築よりも金額が安い事が多い為、中古住宅も住宅選びの選択肢の1つにも当然なるかと思います。

 

▼リノベーションって何?ていう方はこちら!▼

>中古住宅+リノベーションのメリット・デメリット

 しかしながら安価とは言え、表示される住宅価格のみで選択肢を広げたり絞ったりするのは

リスクが高くあまりお勧めできません。。

家には必ず修理が必要

 理由としては住宅購入後、安心安全に生涯住み続けるためには必ず家の修理が纏わりついてきます。

 住み始めてから生涯までの間に掛かる家の修理費の中には高額なものもあり以外と馬鹿になりません。

 今回の記事ではハウスメーカー社員だから言える家が建てられて60年の間に発生する劣化症状や不具合事例

大まかな修理費について3回に分けてご説明させていただきます。

 

 是非住宅購入を検討中の方にご参考になればと思います。

宅内での劣化症状が見られるのは10年間で意外と多い!!

 家が建てられて10年程経過すると、宅内では設備関連に劣化症状が現れ、水漏れや故障の症状が出始めます。

 

 

 以下の部位が10年以内に起こりうる不具合事例と耐用年数といわれる物に該当します。

 

※耐用年数...商材等の資産が利用に耐える年数を言います。

 

 

 金額はざっくりとしたものです。あくまで目安としてご覧下さい。

部位 耐用年数(目安) 不具合事例 修理方法 想定金額

キッチン

IHヒーター

8年から10年

天板が割れる・摩耗する

揚げ物機能が使えない

電源が入らない等々...

IH本体交換 約100,000円

キッチン換気扇

7年から15年以上

(手入れ頻度により大きく上下)

換気扇内のファンの回転が悪くなり換気効率が落ちる。 レンジフード交換 約100,000円

キッチン水栓

8年から10年

根本から水漏れ

蛇口が固く開けられない等々 

水栓部品交換 約50,000円 
キッチン食洗器

7年 

水漏れエラーが殆ど

電源が付かない等々 

食洗器交換  約180,000円 

トイレ便座機能部

(ウォシュレットの場合)

8年から10年

温水洗浄便座が動かない

ウォシュレットから水が出ない

機器部品交換 約40,000円
洗面台水栓

10年

水栓根本から水漏れ

常に蛇口からぽたぽた水が

落ちる

水栓部品交換 約30,000円

浴室換気扇

8年から10年 

異音がする

作動時大きな振動を感じる 

浴室換気扇交換  約25,000円
浴室シャワー水栓 10年 

いつまでもお湯にならない

水湯切り替えレバーが固い 

浴室水栓部品交換  約35,000円 
火災警報器 10年 

詳細はこちら↓

 >10年目には火災警報器を交換しよう。

 火災警報器交換

約4000円

(平均4個として) 

外部コーキング 8年から10年 

 外壁同士の隙間に施される防水材

ゴム状の為、経年により亀裂が生じ防水性能が無くなる。

コーキング打替え工事

(足場施工費等含) 

約500,000円以上

(メートル数で変化) 

白蟻防蟻剤保障期限 10年 10年スパンで耐白蟻用防蟻剤の効果保障が切れます。 防蟻剤再散布

約250,000円以上

(1階床40坪で概算)

※一般的な住宅事例を挙げております。(床暖房や太陽光等オプション品は除外)

※上記不具合事例は手入れ次第で症状の発生が前後する可能性がございます。

上記だけでも総額なんと120万円超え!!!

どうしてここまで高額になるのか?

耐用年数による修理は年月の経過により修理用部品が存在しない事が多く、基本修理ではなく本体交換することが多い為、部品交換よりも費用が高額となります。

新築の場合、住み始めてから10年間でこれ以上の修理・維持費が掛かるかもしれないという事だけでも、覚えておくと良いでしょう。

 

中古物件は特に要注意!!

 価格が安く比較的取っ付き易い中古住宅

 

 しかし築10年以上の建物の場合、今程ご説明した不具合が住み始め直後に現れるかもしれません。

 

 又、新築と違い保証期間等は当然過ぎている為修理費用が丸々個人負担となります。

 そうなれば、住み始め早々に莫大な修理費が別途掛かることも想定されます。

購入前には必ずプロの点検を!!

一般の方では中古住宅購入前に行う内見会で家の現状を確認したとしても

 

細部までの欠陥や不具合を全て見つけきることは、専門知識がない場合ほぼ不可能です。

 契約前に第3者機関で細部の検査や今後のアドバイスを行うホームインスペクションをすることで

購入前に住宅の欠陥不具合箇所やその修理に掛かる具体的な費用を知ることが出来る為、おすすめいたします。

▼ホームインスペクションの詳細についてはこちらから

>ホームインスペクションとは

まとめ

 今回は築10年までに想定される不具合と凡その修理費についてご紹介致しました。

 次回は築20年編でご紹介させていただきます。

最後に

住まいるオスカーでは、中古住宅売買時のサービスとして多くのメニューを用意しております。補助金のご相談も承ります。

ご利用希望の方は、メールにてお問合せください。

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