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リフォーム前に知っておきたい水廻り設備のメーカー比較part③

この記事では水回り設備に関するメーカー比較についてご紹介しております。

リフォームを検討している方には必見となっております。

 

 

 

リフォームに関する水回り設備としては下記4つのが挙げられます。

 

  • キッチン     
  • 浴室(ユニットバス)
  • 洗面台        
  • トイレ

 

リフォーム検討時のメーカー比較が必要である理由キッチンのご紹介につきましてはpart①の記事に記載してあります。

part①の記事>リフォーム前に知っておきたい水回り設備のメーカー比較part①

 

 

浴室・洗面台のご紹介につきましてはpart②の記事に記載してあります。

part②の記事 >リフォーム前に知っておきたい水回り設備のメーカー比較part②

 

 

 

 

 

今回はトイレについてご紹介します。

 

 

メーカー比較の前に・・・

トイレの種類

トイレには一般的に「一体型」「タンクレス」「組み合わせ」の3種類に分類されます。

メーカー比較の前にそれぞれの違いとメリット・デメリットについて簡単に紹介します。

一体型(貯水式)

  • 便器とタンクが一体型なトイレ
  • タンク内に水を溜めてレバーで流す。

 

○メリット○

停電時に使用可能

タンク上に手洗い器がある事が多い為別途手洗い器不要

 

△デメリット△

連続で水を流せない。

タンクの分便器が前に出る為トイレ室内が多少圧迫感がある。

 

 

タンクレス(水圧式)

  • 便器の後部に流す水を溜めるタンクが無いトイレ
  • 直接繋いである給水の水圧で洗浄するタイプ

 

○メリット○

見た目が格好良く、トイレ室内が非常にスッキリ見える。

凹凸が少なく手入れが簡単

即時連続で水を流せる。

 

△デメリット△

停電時の使用方法が難しい。

タンクが無い分、別箇所に手洗い器が必要

 

 

組み合わせ便器

  • 「タンク・便器・便座」個々で簡単に脱着可能

 

○メリット○

部分的な交換が可能な為、メンテナンス費用が安い

組み合わせが自由

 

△デメリット△

凹凸が多く他のタイプに比べ掃除が手間

水が連続で流せない。

 

 

それぞれに良し悪しがあり、どのタイプがおススメというよりも使用者の使い勝手で決めて宜しいかと。

 

 

それではメーカー比較にまいりましょう。

トイレのメーカー比較

・外観


左:TOTO 一体型トイレ  ZJ2                 右:LIXIL 一体型 ベーシアシャワートイレ

こちらは前回のユニットバスや洗面台同様、住まいの情報館「SUMiCA富山」に実際展示されているトイレになります。

上記写真2メーカーでのそれぞれの特徴について詳しくお話しします。

 

どちらも一体型のトイレでご紹介させていただきます。

正直表面上の違いはよく分かりません。。。(強いて言うなら右側の方が形に丸みがある..程度でしょうか?)

 

 

 

・陶器

TOTO

LIXIL


セフィオンテクトという1/1,000,000まで研磨されたTOTO独自の技術で仕上げられております。

非常に滑らかで汚れが付きにくく落としやすい仕様です。

 

 

アクアセラミックというトイレ汚れの4大原因とも言える「キズ・細菌・汚物・水垢」を同時に防ぐ特殊材質で仕上げられております。

 


・洗浄用の水量

昨今のトイレは非常に節水型であり1990年頃のトイレは1回に流す水は13ℓでしたが、

今では、TOTOは約4.8ℓ LIXILは約5.0ℓとおよそ2.5倍ほど少なくなっております。

 

水道代で換算すると年間で¥13,000~¥14,000程安いようです。

 

しかし、水の量が少ない分勢いは弱いです。

トイレットペーパーを多めに流すと外部の配管内で詰まり、取り除くまで使用できなくなります

 

・洗浄機能

TOTO

上記の他にはトイレ内で水を電気分解し、除菌成分のある水を作るきれい除菌水があります。

水を流すたびに除菌を行うようですね。

LIXIL

除菌方法としてはプラズマクラスターにより便器のみに限らずフタ裏やノズル回り等もあわせて除菌を行います。

主に使用時間外に除菌を行うようです。


・温水洗浄機能


TOTO

良く聞く「ウォシュレット」の商標権を持っているTOTO

1つのノズルから放出される3種類の勢いの異なる水でしっかりとした洗い心地を実現しております。

LIXIL

ノズルが女性用と男性用の2種類存在し、使用後の自動洗浄機能が搭載されております。



・総評 まとめ

今回はトイレをメーカー別にて紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

 

 

筆者も調べるに連れ、メーカー別でここまで仕様が違う事に驚かされました。

(正直な話調べる前はどれも似たようなものだと思ってました。)

 

両メーカーに抱いた印象は

 

TOTO 極力汚れない、なるべく掃除しない。

 

LIXIL   汚れるのは仕方ない、いかに掃除しやすくするか

でした。

 

 

トイレは使用する時より綺麗に使用し続ける為の手入れの利便性から選ぶことをおススメします。

100年持つ便器と言われていても手入れ次第で、20~25年程で汚れが取れなくなり交換といった

流れを数多く見てきました。

場合によってはショールームでの見学よりも専門知識を得ている方への相談や、商品レビュー等から

参考にした方が宜しいかもしれませんね。


最後に

中古住宅の売買をご検討中の方は、申込後、契約前にホームインスペクションをしておきましょう。

 

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